当院では、東京大学(顎口腔外科・歯科矯正歯科)・文部科学教官の荻原祐二先生を
毎月第一木曜日にお招きし矯正歯科治療を行っております。
詳しくはhttp://www.e-shikai.jp/を参照下さい。
「矯正をしたけど、歯並びがきれいにならなかった…」
こんな話を周りで聞いたことはありませんか?
矯正治療は、歯科医師の技量によって、結果に大きな差がついてしまう治療方法です。
矯正治療を受けられるのであれば、かならず矯正「認定医」または「専門医」のいる歯医者さんで治療を受けて下さい。
その理由をこれからお伝えします。
ご存知でしょうか?
日本では、どんな歯医者さんでも「矯正歯科医」と名乗ることができる制度となっていることを。
つまり、矯正歯科について特別に学んでいない歯医者さんでも、矯正歯科を看板にかかげて診療を始めることができてしまうのです。
矯正歯科治療とは、専門知識、豊富な経験、高度な技術が必要とされる治療です。
特別に訓練を積んでいない歯医者さんが、矯正歯科の看板を掲げ治療を行っていることに、私はある種の懸念を感じます。
情報が溢れている時代だからこそ、正しい知識のもとに正しい選択をする必要があります。
そこで、一般の患者さんに、歯医者さんの矯正治療のレベルを知ってもらうため、日本矯正歯科学会が次のような資格制度を創設しています。
会費を支払えば誰でもなることができます。
様々な条件を満たして、初めて取得することができます。
当医院では「専門医」の資格を保有している医師が治療を担当致します。
専門医になるためには、次の条件を満たさなければなりません。
☆ 認定医資格を取得後、2回以上更新試験に合格していること
☆ 最近10年以内に矯正臨床に関する論文、著書または学会発表があること
☆ 学会の指定した10種類の治療例を提示して最低基準をクリアすること
☆ 口頭試問に合格すること
現在事実上の矯正歯科の資格として最も有効だと言われているものが、日本矯正歯科学会の「認定医」と「専門医」です。
是非、矯正歯科治療を希望される場合は、この資格どちらかを保有している歯科医院での治療をお勧めいたします。
歯列矯正を考えている多くの人が持つ不安として、次のようなことが考えられます。
これら全てを解決できる治療法があれば良いのですが、現状ではそのようなものは存在しません。しかし、これらの問題を少しでも解決できる方法として、当医院では早期治療(小学校低学年)による矯正治療を行なっています。
矯正治療には多くの学派があり、色々な治療法があります。また、治療開始時期にも6歳以下から開始するもの、6~8歳から開始するもの、9~11歳から開始するもの、12歳以降に開始するものなど様々あります。
当医院では子供の成長発育を利用しながら、歯並びの悪さの原因の芽を摘み取っていくのに有利な6~8歳から治療を開始するのがベストと考えております。
多くの子供たちが2年前後の治療期間で、歯を抜かずにⅠ期治療を終えています。
(思春期成長などにより、永久歯が生えそろった後、Ⅱ期治療が必要となる方もいます。)
【Ⅰ期治療】: | 小学校低学年から始める矯正治療で、子供が本来持っている、健全に成長しようとする力を利用して行う治療のこと。 |
【Ⅱ期治療】: | Ⅰ期治療を終えた後、永久歯が生えそろうまで経過を観察します。永久歯が生えそろった後、再評価を行い、綺麗に生えそろっていたら、Ⅱ期治療をせずに治療終了となります。問題がまだ残っていたら、それを改善するためⅡ期治療に進みます。 |
歯並びが悪い状態というのは、実は身体全体のひずみの一部であり、原因の背後には、呼吸や姿勢などに問題があることが多いと言われています。
当院では、歯の形だけを治す対処療法だけではなく、これらの根本原因を取り除く原因療法を行っていきます。
そして、お口の「見た目」の改善だけでなく、子供たちが健やかに成長できるような体づくりを当院ではサポートさせて頂きます。
アメリカでは、歯並びの悪い子供を幼少期のうちに矯正治療してあげるのは親の責任だと考えられています。それだけ、その後の人生におけるデメリットが十分に理解されているのです。
社会に対して、女性の立場から情報発信をしているスージー・ウェルチ氏は次のような言葉を残しています。
歯並びの悪いお子さんを連れて来院されるお母さんを見ていると、
「矯正治療は親が子供にしてあげられる最高のギフト」
だと感じることがあります。子供の将来を見据え、
10年後に「ありがとう」といってもらえる選択をしてあげることが
子供の人生を豊かにすることにつながります。
歯並びの悪さは成長により自然に改善することもありますが、それは非常に稀なことです。永久歯の前歯が生えて歯並びが気になるようならば、矯正治療をするしないは別として、早めの相談に来ていただくことをお勧めいたします。
相談は毎月第一木曜日に行っています。
治療の流れはこちらを参照ください。
ご存知でしょうか?
矯正歯科治療は、お口の機能改善だけでなく、悪い歯並びに隠された、
あなたの本来の美しさを取り戻すことができることを。
論より証拠。まずは実際の症例をご覧ください。
たとえば、目が一重でも美しい方はたくさんいます。また、鼻が低くても可愛らしい方はたくさんいます。しかし、歯並びがデコボコしている美人というのは少ないのではないでしょうか。
このように、口もとが顔全体に与える印象は非常に大きいと言われています。歯並びの悪さが周囲に与える印象や、本人の受ける心理的なコンプレックスは一生の問題となります。
矯正治療前には、矯正器具の見た目や、矯正にかかる費用に不安を抱く方も多いようですが、実際に矯正治療を受けられた方の感想文に目を通してみると、
“長い人生の中で、数十万円の費用と、数年程度の治療期間を経ることで、これまでの悩みが解消されることは、自分の人生をより豊かに過ごすための投資としては十分に許容できる範囲“
だと感じているようです。
矯正治療は患者様一人一人オーダーメイドの治療となりますので、まずは矯正「専門医」が担当する当院にご相談ください。
相談は毎月第一木曜日に行っています。
代表的な装置は下記の3つになります。
金属 | プラスチック・セラミック | 舌側矯正(裏側矯正) |
---|---|---|
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お仕事などの都合で、「目立つ装置はつけたくない」という方にお勧めしている装置が、
「舌側矯正(裏側矯正)」や「プラスチック・セラミック」を素材とした装置です。
「舌側矯正(裏側矯正)」は歯の裏側に装置を付けるので、ほとんど目立ちません。
「プラスチック・セラミック」はブラケットと呼ばれる歯にくっつける装置を、目立たない色にしたものです。
これらは「目立たない」ことに関してメリットはありますが、他の面でデメリットがあることをしっかり認識したうえで利用する必要があります。
【装置のデメリット】
舌側矯正(裏側矯正) | プラスチック | セラミック |
---|---|---|
・治療費が高くなる ・しゃべりにくい |
・強度が不十分なので、「たわみ」や「ひずみ」が出やすい ・欠けやすい。 ・着色する。 |
・割れやすい ・外れやすい |
一方【金属】の装置はどうなのでしょうか?
これは、見た目にデメリットがあります。
しかし、それを許容していただけるならば、是非お勧めしたい装置となります。
強度も十分にあり、「たわみ」や「ひずみ」がなく、全ての症例に対応可能な万能装置です。
当院では、このような矯正装置以外にも、個々人の症例に合わせて次のような装置もご用意しています。
※短期間の治療が可能となります。
※取り外し式で、透明なマウスピースを用いた矯正装置です。
これまで多くの方々の歯列矯正を通して実感していることは、
矯正というのは、単に歯を並べるだけではなく、
人の人生を根本から変えてしまうほど大きな力を持っているということです。
「長年のコンプレックスから解放された。」
「自分に自信が持てるようになった!」
「人前で大きな口を開けて笑えるようになった!」
など、私のクリニックには矯正治療を終えた方々の
喜びのメッセージで溢れています。
このように、口もとの美しさによって、性格まで前向きになる方が多いのです。
矯正治療を終えた後、一段と魅力的になったあなた自身の姿を発見するはずです。
患者様の年齢・性別・生活環境を考慮し、悩まれている点について十分話し合い、矯正治療が必要か不必要か、適切な開始時期はいつか、予想される治療方法や期間を説明し、治療費の総額のお見積もりを致します。
より詳しい情報を知るための質問票、 診断に必要な歯型、顔や口のレントゲン写真、必要であれば顎関節の検査等を行います。
検査や分析結果をもとにした治療方針の詳細をご説明し、ご納得頂いた後に治療を開始いたします。
一般的に最初の数回は装置を取り付けるため、少なくとも60分程度のお時間をお取りしています。
装置装着後、歯の動きに適切になるよう、ワイヤーやパワーチェーンなどを調節いたします。
口腔衛生について歯磨き指導などの説明や口腔内掃除をいたします。
患者様の歯並びの状態や治療の内容により矯正終了までの期間は違ってきます。
歯や顎を移動する動的期間は3~8週間に1回のペースで通院が必要となります。
観察期間の場合は、2~6ヶ月に1回通院していただきます。
装置を取り除いた後の歯は、何もしなければ少しずつ元に戻ってしまいます。
移動した歯を支える骨や歯周組織が安定するまで、保定装置を装着します。
通院は2~6ヶ月に1回となります。