WHITENING/ホワイトニング

WHITENING/ホワイトニング

■ホワイトニングで口元美人を目指しませんか?

一昔前までは、歯科医院というと、「怖いところ」「痛いとこと」というように、どちらかというとネガティブなイメージが強かったと思います。

しかし、近年では時代の移り変わりとともに、歯科医院にもエステ的な要素が求められるようになり、ホワイトニングを受けられる方も非常に多くなっています。



■ホワイトニングとは?

歯を白くする方法には以下の3つの方法があります。
・白い詰め物・かぶせ物を用いる「審美歯科治療」
・歯科医院で特殊機材を用いて行なう「オフィスホワイトニング」
・自宅でマウスピースをはめて行なう「ホームホワイトニング」

それぞれの方法にはメリット・デメリット、費用、治療期間などの
違いがあり、あなたに合った治療法の選択が大切になります。
以下、ご説明します。

笑顔の女性

 

■「審美歯科治療」と「各種ホワイトニング」の違い

簡単に言ってしまいますと2つの点で違いがあります。


1つ目として「審美歯科治療」はごく少量でありますが、歯を削る必要があります。

一方、「各種ホワイトニング」は薬剤などを用いて歯に化学変化を起こし白くしますので、歯を削る必要はありません。


2つ目として「審美歯科治療」はあなたの好みの色を再現することが可能で、時間が経過しましても治療時の色を保ち続けることができます。

「各種ホワイトニング」では歯の質や使用回数などにより白さの度合いは個人個人異なってきます。また時間の経過とともに白さが失われていきます。


このように治療法で一長一短がありますので、どの治療法の方がいいかは一概には言えません。担当医と相談してからの選択をお勧めいたします。

審美歯科治療に関しましては、別のページで紹介していますので、詳細は審美歯科をご参照下さい。


以下、当院で扱っています「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」のご紹介をさせていただきます。

 


■当院推奨のホームホワイトニング

当医院ではDISCUS社(米国)の「NITEホワイト・エクセル(厚生労働省認可)」と株式会社GC(日本)の「Tion」というホームホワイトニング治療をご紹介させて頂いております。


NITEホワイト・エクセルはアメリカで最もポピュラーなホワイトニング材で、着色歯面の改善を短期間で安全にかつ効果的に行うことができます。このシステムは日本で初めて厚生労働省の認可を受けたシステムで、「白くきれいな歯」への意識の高い審美歯科の先進国アメリカで、歯科医師からだけでなく患者からも圧倒的な支持を得ている最もシェア率の高い製品です。


Tionは知覚過敏の生じにくい、患者さんに優しいホワイトニングです。


ナイトホワイトエクセル


≪治療の流れ≫

【1】当医院にて歯石の除去等を行ない、お口の中をキレイに清掃します。

【2】歯の型をとり、患者様の歯並びに合ったマウスピースを作ります。

【3】そのマウスピースを一度合わせてみて、薬剤の使い方や1日の使用時間などの説明を受けて帰宅します。

【4】変色の程度にもよりますが、1日2時間以内で、最長2週間続けます。

【5】一週間に一度は通院していただき、歯の状況やマウスピースが変型していないかを診断します。


-ホームホワイトニングのメリット-

・通院回数が少なくて済む

・全ての歯のホワイトニングが容易

・白さが長期間維持できる


-ホームホワイトニングのデメリット-

・色調の調整が難しい

・知覚過敏が発生しやすい

・患者様の労力を必要とする

 


■当院推奨のオフィスホワイトニング

当院では、「ピレーネ(厚生労働省認可)」というオフィスホワイトニングを採用しています。

このホワイトニングの特徴は何と言っても「歯の健康を徹底的に考えた」システムということです。従来のホワイトニング剤の10分の1の濃度であり、「歯がしみない」「痛みが少ない」「歯への影響が少ない」のナイナイ尽くしの画期的なホワイトニングです。


「濃度が低いので効果はあまりないのでは?」と思うかもしれませんが、心配には及びません。効果はしっかり実証されています。

ピレーネ

-オフィスホワイトニングのメリット-

・ホームホワイトニングと異なり短期間で効果がでる

・正確に色調をコントロールできる

・患者様の労力が不要


-オフィスホワイトニングのデメリット-

・後戻りが比較的早い

・前歯以外のホワイトニングが困難

 


■その他のホワイトニング

当院では、ホワイトコートと呼ばれるホワイトニングも行っています。

歯の表面を傷つけず、治療中の痛みもなく、約1時間程度で終了する治療法です。


これは「歯のマニュキア」と呼ばれており、歯の表面に白い材料を薄く塗ることで、既存の歯の色を隠します。色彩は6種類からお好みに合わせて選択できます。


気になる白さの持続期間ですが、通常1カ月~3カ月程度(個人差はあります)もちます。

初めてのデート、結婚式など、「ここぞ!!」というときに、威力を発揮するホワイトニング法です。

ホワイトコート

※薬局などで市販されているのもありますが、歯科医院で実施するものと比べ、

「色が不自然」「きれいに塗れない」「すぐにはがれる」という欠点があります。

美しさを追求するならば、歯科医院で実施するホワイトコートをご利用頂くことを強くお勧めいたします。



■ホワイトニングQ&A

ホワイトニングを行うと、どの程度白くなりますか?

白さを追求するのがホワイトニングですので、もちろん白くはなります。

しかし、ご希望の白さまで必ず改善できるという保証はありません。なぜならば、

生体にダメージを与えないよう安全にホワイトニングするには限界があるからです。


以前に治療した歯にもホワイトニング効果はありますか?

ホワイトニングは天然の歯に対して作用するため、被せもの・差し歯には効果がありません。もしも、以前に治療された歯と天然の歯の色とで差異が生じた場合は、ホワイトニングされた歯の色合いに合わせて審美歯科治療をすることにより、全体的に美しい歯を表現することができます。


ホワイトンニング治療をすると知覚過敏になってしまうと聞いたのですが、本当でしょうか?

個人差がありますが、稀に知覚過敏が生じることがあります。その場合ホワイトニングの使用を一時的中断するか、一日おきに行なうなど使用方法を変えることにより改善します。また、知覚過敏用に販売されている歯磨き粉を使用することも効果的です。


ホワイトニングの効果は永続しますか?

ホワイトニングの効果は永久ではありません。時間の経過と共に、再び歯の白さは失われていきます。特に初めてホワイトニングを行う方はその傾向が強いです。

半年~1年ごとの再ホワイトニングや、定期的にPMTC(クリーニング)を受けることで白さの維持が可能となります。クリーニングに関しては、予防歯科を参照下さい。


ホワイトニングが出来ない人はいるのでしょうか?

います。

無カタラーゼ血症、糖尿病、アレルギー、免疫疾患、呼吸器疾患、妊婦、授乳中の方はホワイトニングを行うことはできません。


そもそも歯の色を決定する要因は何なのでしょうか?

歯の表面は「エナメル質」という半透明の硬い組織で覆われています。

そのエナメル質の下には「象牙質」という黄褐色の組織があります。

歯の色は、主にこの象牙質が透けたり、エナメル質を乱反射したりるすことで決定されます。

これが基本であり、これ以外に飲食物、タバコなどによる歯の表面(エナメル質)の着色、

薬物(テトラサイクリン系構成物質)による着色、外傷(神経の壊死)による着色、虫歯による変色、加齢による着色などにより歯の色は変化してきます。


もっと詳しく歯の変色の原因を教えてください

下記のような原因があります。


①虫歯

初期虫歯は白濁、悪化すると褐色・黒色となります。

【対応策】:虫歯治療・審美歯科


②コーヒー、お茶、赤ワイン、タバコによる色素沈着

【対応策】:ホワイトニング・PMTC


③金属イオンによる着色

【対応策】:審美歯科


④遺伝性疾患

エナメル質形成不全、象牙質形成不全、先天性ポルフィリン症

【対応策】:審美歯科


⑤代謝異常疾患

・カルシウム代謝異常→黒色に変色

・先天性梅毒→褐色から黒色に変色

・糖尿病の母体からの出生→褐色に変色

・小児期の急性発疹→褐色に変色

・ビタミンA・C・D欠乏→黒・褐色に変色

【対応策】:ホワイトニング・審美歯科


⑥歯の外傷

【対応策】:ウォークングブリーチ・審美歯科

※ウォーキングブリーチとは、歯の神経(歯髄)を取った後、歯の中に歯を白くする薬剤を入れ、変色した歯を白くする方法です。

神経が死んでしまった歯に対しては通常のホワイトニングではあまり効果がないのですが、このウォーキングブリーチを行えば確実に歯を白くすることが出来ます。


⑦加齢によるもの

年齢とともにエナメル質が薄くなり透過性が高くなります。そうするとエナメル質の下にある象牙質の色が目立ってきますし、象牙質自体も加齢とともに色が濃くなっていきます。象牙質はもともと「黄色」に近い色をしているので、歯が黄色く見えてしまうことになります。

【対応策】:ホワイトニング・審美歯科


⑧化学物質・薬剤の使用

フッ素慢性中毒症、テトラサイクリン系構成ぶしつの服用が変色の原因となります。

【対応策】:ホワイトニング・審美歯科


着色しやすい食品を詳しく教えてください。

下記になります。


・ポリフェノール含有:コーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、赤ワイン

・アントシアニン含有:プルーン、ぶどう、いちご、ベリー類

・人工着色料含有:カレー、ビーフシチュー、ジュース類

・その他:しょうゆ、ソース類、マスタード、ケチャップ


※また、単独では着色しないが、着色しやすいものと一緒に摂取することにより着色を助長する食品もあります。

炭酸飲料、柑橘系食品、シュウ酸(ホウレンソウ、バナナ)、クエン酸(レモン、グレープフルーツ)、酢を使用したもの(ドレッシング類)